続・ワンダフル道中

明るい声のあいさつから始まる毎日を。

継続した社内研修だからできること

研修とは、一言でいうと、仕事を行う上で、必要な能力を習得すること、「その場」をつくること。

学ぶことは一人一人でもできます。
各事業所単位でも、スキルアップを目指すことは可能です。

でもquattroでは、創業当時から
企業全体で「場」を持つことにこだわります。

それは、知識を得たり、学ぶことで、
「研修」のなかに人材育成という目的を持ち続けているからです。
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チームとグループの違いを理解し、「チーム力」について考える

今年度から、研修のスタイルは、2カ月の研修+事業所単位のフィードバック、という3か月で1クールになりました。
事業所フィードバックを取り入れることで、「学んだり得たことを、職場で実践する」という本来の研修のゴールをより確実に実現しています。


研修ではマトリクスをよく使います。

PM理論で、自分のリーダーシップ力を見える化


図化・表化し、「自分を客観視する」「チームを俯瞰する」を強制的に取り入れられるのが研修という場です。

ふだん漠然と把握していること、なんとなく認識していることを、見える化すると
「あ、私たち、いまココにいるんだな」と全員が同じフィールドで共有できます。


自分はこう思っていた。ということをみんなに改めて伝える場でもあります。

学習するチームになるためには!


ワークの中で、管理者のひとりがこんなことをメンバーと話していました。
「私も、この子はこういうこと言ったら傷つくかなとか、いま言うといやな思いさせるかも、と思って、言おうかな、どうしようかなって思ってしまうことがあるんよ。けど、この前、〇〇ちゃんが『フロアに人がいなかったのが気になる』って話してくれたあと、『言おうかどうしようか迷ったけど、、、言えてよかった』って言ってたよね。ああいうのを増やしていこうよ。みんなのためになるから。それって、キツイチームじゃなくて、学習するチームになるためには、必要なことってことだから!」。


業務時は、みなさんやはり、利用者様、利用児童の子どもたちと向き合うのに必死です。
朝礼や夕礼も、支援については一所懸命アイディアを出しますが、なかなか、自分たちの行動を丁寧に振り返って話をする時間はありません。
だからこそ、「私自身」に矢印を向けて、気付いたり、反省したり、メンバーに感謝を伝えたり、ときには「ここだから言える指摘」をしっかり伝えたりする「場」なのです。

業務中は、みんな必死です。心理的安全性が確保されている間柄であれば良いのですが、ちょっとした一言が相手にどう伝わるかを意識しなかったり、逆に考えすぎて声に出せなかったりします。
研修という安全な場所だからこそ言える。
そういう空間をつくり続けていくことが「社内研修」の価値なのです。





1回目は、事業所単位で自分自身のリーダーシップを考え、日々の反省やスキルアップに焦点を当て、一人一人の目標を考えていきました。

まわりが自分を応援してくれている

私たちは、一人では成し遂げられないことがたくさんあります。「目標達成」もそうです。
だから、チームで頑張るのです。
そこで、二回目は、その目標に「私はあなたの目標実現のために、〇〇ができるよ!」とみんなからの協力を集めました。

一人で達成するのではない。チームで成果を出すのだ!
その安心感こそが、日々の心理的安全性につながっていきます。



今回の研修のフィナーレは、「チームを『企業』に広げる」でした。

企業というチームで考えたとき

さっきまで、日々の目標を考えていたメンバーが、企業というチームで考えはじめると、視野がバーンと広がって、夢がどんどん大きくなっていきました。

こんなことがしたい!
あんなことも気になる!

それって素敵!私はこれで協力するよ。こんなこともしてほしい!

みんなの思いがあつまって、あちこちにちらばった夢は、ものの20分で、さらに膨らんでいきました。


研修で生まれた「夢」。
このたくさんの夢を、絵に描いた餅にしないためにも、このあとの事業所単位のフィードバック期間が重要になってきます。
研修の場から、その思いを職場に活かす!

各事業所の管理者さんを中心に、「働く人たちのリーダーシップ」を後押しする姿があちこちで見られるのを、いまから楽しみにしています(*´▽`*)




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