続・ワンダフル道中

明るい声のあいさつから始まる毎日を。

介護施設の事業所理念とは

 

みなさんは、ご自身の施設の事業所理念が言えますか?

 

 

 

事業所理念とは

言えない、すらすら出てこないということは
その理念は今の事業所に合っていない
利用者様に求められているものに当てはまらない
現在のスタッフの思う働き方とはそぐわない
のかもしれません。

 

事業所理念は「ただの飾り」ではありません。
そこには従業員への姿勢や創業者の想いが必ず描かれています。
事業所理念をしっかり理解し、共有していれば
利用者さまの満足度は高く施設に笑顔と笑い声が溢れ
スタッフの「離職」もぐっと減るのです。

 

quattro×アカルコアでは、事業所全体がひとつになれる理念作り、スタッフの理念共有のきっかけ作りもお手伝いしています。

 

 

 

 

事業所理念を作り上げる

創業から関わっている認知症対応型通所介護 デイサービス然さんでは、事業所立ち上げメンバーとして私自身がスタッフと一致団結するところからスタートしました。f:id:pan-wine-pan:20170225004451j:image


事業所理念を作り上げるとき大切にしているのが、スタッフひとりひとりの思いを汲み取ることです。
事業方針を改めて話し合い、ひとりひとりから意見を出してもらいます。
重要なのが、スタッフが背伸びしない、表面的ではない、本人らしいことばで語ること。
そのためにも職歴や経験、子育て環境、体調などスタッフのバックグラウンドに合わせて、発言しやすいムード作りがとても大切です。

然さんでは、屋号の由来でもある自然体というキーワードがスタッフ全員に浸透。
その結果「誰もが自然体で過ごせるようサポートする」という施設の未来予想図をひとりひとりが、それぞれのビジョンでしっかりと描いています。

 

 

 

 

次に欠かせないのが

創業者の想いを聴く

「どんな想いで事業を立ち上げたのか」という想いに耳を傾けること。
創業者の想いを受け止めてはじめて、スタッフ全体がひとつの方向に針路を取ることができるのです。

社内研修プログラムをご依頼いただいレッツ倶楽部阿波末広さんでは、施設長が「愛だ!」と力強く声に出したとたん、スタッフ全員がワっと笑顔になりあたたかい空気に包まれました。
f:id:pan-wine-pan:20170225023900j:image代表者が語る場を作ることもまた、スタッフ全体の志気を高めるためには必要なのです。

 

事業所を運営するにあたって柱となる事業所理念。
「毎日唱和しているのにいざ聞かれると答えられない」

「施設の壁に貼ってあるのに気付いていない」

「本部で決まっていることだから自分には関係ない」

もしひとつでも当てはまるなら
たくさんの想いが詰まったせっかくの事業所理念がもったいない!!!

 

施設の事業所理念と意味を
この機会に改めて見つめなおしてみてくださいね。

 

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【明るい声で挨拶アカルコア】
アカルコアは明るい福祉・介護事業所作りのための人材育成のお手伝いをしています。事業所内の掲示物作成、社内プレゼンの個別相談、ときには昼食の検食を担当したり(美味しいw)・・・。事業所が円滑に運営できるようなんでもサポートしています。

必ず春は来る

一通の絵手紙が届きました。
世界旅行の途中、スペイン・サラマンカで出会ったMさんから。


あなたのいない朝
それでも
春は来る
前に進もうとしている今のMさんの気持ちが絵と言葉とともに届きました。



大切な人はいつも心のなかに在る、ということ。


一瞬の出会いだったけど、私たち夫婦とMさんがこんなふうに繋がっていることに感謝。
Mさんと出会ったサラマンカの思い出はコチラ。

Veggy mom

前前から気になって行きたかったんやけど、仕事のついでについに寄れました。1.5階でエレベーターが止まらんし、椅子席ばっかりやけん、子連れは断念か・・・と思ったけどテイクアウトできる!という看板に轢かれて店内へ。f:id:pan-wine-pan:20170222235622j:image

 

植物がたくさんあって、あたたかみのある明るい店内。

チョコレートの香りに心が揺れそうになったけど、今はお昼ご飯優先じゃ。f:id:pan-wine-pan:20170222235631j:image

 

Veggy mom丼1000円をオーダーしてできあがるまでしばし待つ・・・

 

空腹を我慢できない次男のために、おにぎり280円を注文。味は梅と味噌から選べます。子どもに食べさせると分かったとたん「塩を控えましょうか」と声をかけてくれました。嬉しい気配り♪

「写真やとらんとはよくれ~~~~」f:id:pan-wine-pan:20170222235649j:image「すごい食欲ですね~」というコメントはなかったけど食後に顔中にくっついた米粒を見て、余分におしぼりを2つくれました。

 

 

「(酵素発芽玄米おにぎり)栄養価が高いんですよ、消化もいいしね」とお店の人。子どもができてから、いつでも食べられるようにとおにぎりを持ち歩くことが増えました。でも、おにぎりだけでえぇんかなぁ~と思っていたので、栄養がしっかり摂れて腹持ちも良いおにぎりは嬉しい。

 

「うちで発芽させよんですよ。特別に低温乾燥させてもらいよんですよ、ほなけん一晩水に漬けとったら発芽するんです。ほれから炊いて、次の日でもほの次の日でも美味しいですよ」

玄米を自宅で精米してるのでうちでもできるんかなと思ったけど、普通のお米は高温で処理してしまうので水に漬けても発芽しないそうです。

「うちで使ってるお米はお分けしてるので言うてくださいね。5キロ2500円です」

ひょ~~~~!!f:id:pan-wine-pan:20170222235843j:image

 

 

Veggy mom

徳島市南田宮2丁目2-46 B-SPZIO1.5階

090-4786-8512

 

子連れだったので無理かと諦めるとこだったけどお持ち帰りできてよかった♪Veggy mom丼1000円。f:id:pan-wine-pan:20170222235703j:image

 

手作りの巾着袋、手作りの道路

「さっちゃんとこ、まだ保育所やけん使うんだったら…」小学校に上がった男の子ふたりのママみゆさんから、お下がりやけどと巾着をもらいました。

そう!手作り!目の前でさささーと新しい紐を通して渡してくれました。

替え紐が、ぱっと身近にあることが、すでにすごい。



保育園で手作りのお布団バッグやリュックを見かけると、「手作りですか?すごいですねぇ」と話しかけずにはいられない。

ほんとーにすごいからっ!



これは、車大好きな男の子のママゆっこさんが教えてくれた段ボール道路。遊びに来てくれたとき一緒に作りました。
子どもが喜ぶことをちゃんと考えてあげるお母さんたち、いろいろ教えてくれてサンキュー♬

介護に活かす「声の力と描写力」

居宅支援事業所とデイサービスを運営する四宮氏、伝える仕事をしてきた私。

 

たまたま四宮氏が私の活動に興味を持ってくれたことがきっかけになりスタートしたプログラム【quattroコンサル部門×アカルコア】。

 

まったく異業種だけれど、声の持つ力と描写力・表現力が、介護の世界でこんなにも活かせるんだと気付かせてくれました。

 

異業種だからこそ、スタッフのみなさんの姿勢や経験から教えていただくこともたくさん!!

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まずは小さなことからはじめよう!

そして夢は大きく♪

あとぴっ子 その3 嫌がる子どもにお薬を塗る方法について

診察のなかで薬の話を一通り聞いて納得したものの不安がひとつ。

「塗らせてくれんことがある」ということ。

薬の塗る分量、塗り方をレクチャーしてもらうときに

「嫌がるっていうお話でしたね」と看護師さん。

そう!そうなんです、うちの子潔癖なんかな、手がべたべたするとか、服が薬でベタっとして着にくくなるとか、いろいろ言うて塗らない理由を探そうとしているような感じで・・・

といろいろ言いたいところやけど、インフルもおたふくも流行っとるし病院は早く脱出したい時期。口にチャックで看護師さんの話を聞くことに徹する。

「やっぱり無理やり塗るといやがりますよね。白いお薬なんで両手いっぱいに広げるように縫って、自分で身体にスタンプみたいにポンポン押して楽しむところから初めてみてください」

楽しい要素が必要だったのか!

「あとは、上手に塗れてるねとか、肌がすべすべしてきたねって褒めてあげてくあさい。子どももきれいになってくると分かりますからね」

目に見えてわかっててもちゃんと描写してあげることが大切なのね(仕事では「描写」を丁寧にしましょう、なんて言う立場なのに・・・)。

実際、その日の夜、「自分で塗ってみようだ」「えぇ~うまいでぇ~」
と声をかけると長男、うれしそうに頑張って自分で塗ってくれました。こんなん初めて!

私も一緒に薬を塗っているので「ふたりでお薬塗ろうな」と声をかけ「かぁちゃんとおんなじくらいお薬減んりょるな、一緒やな」と目を合わせて楽しみながら薬を塗ることを心がけるようにしてみました。

何日かして「上手に塗んりょるけん、めっちゃきれいになっとんでぇ」というとニンマリ。
保育所の先生に、自分でぬんりょるけんお昼はお薬塗らんでかんまんって言うたげよか」と聞くと「自分で言う!」と張り切ってジャンプ。
「父ちゃんにも言わなあかんなぁ」と言うとさっそくその日の夜「自分でお薬塗るんじょ」と誇らしげに自分で報告。

最近は「ほなこんなポーズできるで?」「すごい、ほなこんなカッコは?」と一緒にシェーのポーズや前屈をしてどこまで手が届いて自分でお薬が塗れるかを楽しむように。

①褒める
②上手にできていることやよくなっていることを共有して喜ぶ

これって仕事でも一緒なんよな。
仕事でできることがプライベートではできてなかったり
プライベートではなにげなくしてることが仕事ではできなかったり、
いろいろあるなぁと感じた出来事でもありました。

 

いままでもいろんな病院に通院してきて、別に不満はなかったけど

山田こどもクリニックにしてよかったと感じたのはこの「子ども目線でお薬を塗ることを考える」ことに気付かせてもらえたという点。
さすが「こども」のクリニックやな。

 1週間は朝晩2回のステロイド入りでしたが、今週からは1日1回に。来週からはステロイドと保湿クリームを1日置きに塗るようになります。
遺伝子的に「完全に治す」ことは難しいけど、体質と上手に付き合っていくことを一緒に考えてあげたいと思います。


*アトピー性皮膚炎
* 3歳児
* 山田こどもクリニック