続・ワンダフル道中

明るい声のあいさつから始まる毎日を。

夏の終わりのアイスバー

夏休みが終わり、子どもたちも少しずつ学校のリズムに戻ってきました。
朝の支度のドタバタも、給食の献立を話題にする声も、やっと日常に戻ってきたようで、ほっとしています。


家族みんな体調を崩さず元気に過ごせているし、仕事でもいろんな人に恵まれていて、有難いこと、感謝したいことだらけ!
でも意外と、それを一つ一つ取り上げて、文字に書き起こしていないなぁと改めて思いました。


きっかけは、少し前にパム・グラウト著「感謝で思考は現実になる」を読んでから。

「こうして、思考は現実になる」にも同じようなことを書いてあって、それは"引き寄せの法則"と呼ばれていました。

"引き寄せの法則"は、身の回りにいっぱい潜んでいる小さな幸せ、素敵なこと、発見や感謝を集められたら、ご褒美のようにさらにラッキーが集まってくるというもの。
うそだ〜とか、努力しなくちゃむりだよ、という思いは捨てる。
ただただ、毎日幸せ〜有難い〜感謝しかない〜と感じるだけでいいということなのだとか。

これなら簡単。文字にして毎日ちゃーんと噛み締めればいいだけやし、すぐできるや〜ん。
と単純な私は、Xに#とてつもなくすばらしいこと を書き留めるようにしました。

すると、さんまを七輪で焼こうと計画していたら、ご近所さんから山盛りのすだちのお裾分けが届いたり、

怪しい雲が広がって、干しっぱなしの洗濯物を心配したけど、急いで帰ったら土砂降りになる直前に取り込めたり、

仕事帰りに文具屋さんに寄って子どもに必要なノートと鉛筆をそろえたら「1000円以上お買い上げなので、アイスバーをどうぞ〜」と1本プレゼントされたり。


お気楽な性格にぴったりやし、簡単や〜んと能天気なわたし。

ん?ちょっと待てよ。

これってもしかして、愛子ばあちゃんが口ぐせみたいに言ってくれてた「よかったなあ」「有難いなぁ」「感謝せななぁ」と同じでは?
あれは"引き寄せの法則"だったのか?



日々の暮らしの端々には、ささやかなご褒美や驚きがひそんでいます。
大事なのは、それをちゃんと見つけて、味わい、心に留めること。
愛子ばあちゃんが、それを私たちにずっとしてくれていたんだ!と気づいて、驚きと感謝がまたまた押し寄せてきたのでした。


幸せの入り口はきっと誰かが作ってくれていて、必ずどこかにあって、それに気付いて信じて入っていけば、あとは「雪だるま式」に #とてつもなくすばらしいこと が増えていく。

この魔法のような仕組みを、今度は自分が子どもたちに作ってあげる番なんだなぁと気づいた、夏の終わりのアイスバーでした。