続・ワンダフル道中

明るい声のあいさつから始まる毎日を。

イツモスマイル管理者研修第二期は、コーチングやマネジメントの視点から

「アカルいコえのアいさつ」から始まる毎日!
www.akarucoa.com

 

イツモスマイル管理者向けオンライ研修2022年度の第二期が終了しました。

 

コーチングの視点を活用するとはどういうことか?

 

実は、人と人とのコミュニケーションを効果的にするための方法は「自分のアプローチの仕方」にありました。

 

自分を知り、上手にコントロールするところから

 

チームのメンバーに活躍してほしい!と応援したり見守るだけでは、その人のきらりとひかる瞬間がなかなか見えてこないもの。

そんななかでの管理者の役割は、「ひと」が活躍しやすい場をつくることです。

 

そこで8月の研修では、メンバーひとり一人が貢献できるようになるためのヒントをお届けしました。

 

自分のタイプは?

チームメンバーにはどんな人がいる!?がわかる簡単チェックをしながら楽しく取り組んでもらいました。

 

 

全2回のアンガーマネジメント研修


アンガーマネジメント研修は、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 公認ファシリテーターとして活動している佐藤泰子先生に登場していただきました。

f:id:pan-wine-pan:20221102151350j:image



「最近起きた出来事」から怒りについて振り返ってみたり、誰もが無意識で持っている「〇〇すべき」について考えたり、日々の行動や考え方のクセのようなものに向き合うところからスタート。

 

 

自分の「〇〇すべき」と相手とのギャップ

怒りは悪い感情ではないけれど、人と人とのコミュニケーションにおいてはその「表現方法」が重要です。

さらに、そもそものコミュニケーションにねじれが起きるのは、自分の理想と現実とのギャップです。

自分のなかの「〇〇はこうあるべき」という決めつけや思いこみはないだろうか?と考えてみると、意外とたくさんあるものです。

 

元気いっぱい明るく声をだすべき

先輩が退社するまで待つべき

来客のお茶は言われる前に後輩がいれるべき

 

「べき」とまでは思ってないけど「そうするのがふつうじゃない?」「わたしはそうしてきたけれど・・・」なんていう気持ちがあると、違う意見や行動と出会った時のギャップは想像できますね。

 

そもそも自分の尺度が相手の価値観と同じとは限らない!

ということを、心の中に持っていると「怒り」の感情は、「ではどうしたら?」という解決の思考に変換することもできます。

 

 

 

今回のアンガーマネジメント研修を通して、自分・相手・物事の三方を見つめる手段を新たに増やし、管理者のみなさんの後進育成やプライベートで活かしてもらえると嬉しいです。

f:id:pan-wine-pan:20221102151401j:image

 

* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …

 

家庭のなかでも考えてみると・・・

 

子どもはご飯を残さず食べるべき!

あのひとはわたしの話をもっと聞くべき!

わたしは今日のうちに洗い物を終わらせなければ!

 

なんて思っていると、望んでいる状態が起こらなかったときのしんどさが大きくなります。

 

でも、

子どもはご飯を残さず食べるかもしれないし、食べないかもしれない。

と思うと、食べなかったときのがっかり感は半分くらいになりそうです。

 

「話を聞いてくれない」と拗ねるのではなく、「どうしても聞いてほしいから、聞いてほしいと言おう」と素直に自分の気持ちを表現できるかもしれません。

 

洗い物ができない。その理由は?

疲れているから?それともまだ仕事が残っていて忙しいから?

できない理由や自分の状態をちゃんと見つめられたら、「A:夫に頼む B:明日早く起きてやる C:これを機会に食器洗浄機を検討する」など選択肢が増える可能性も生まれますね。

 

アンガーマネジメント、とは、自分の「いまの気持ち」と向き合い素直な反応や相手に伝わる表現をするための初めの第一歩!なのではないでしょうか。