続・ワンダフル道中

明るい声のあいさつから始まる毎日を。

44年ぶり!再現・北海道ふたり旅 ~両親編~

44年前、電車とバスを乗り継いで北海道を巡った両親。「当時は結婚するつもりはなかったから、あれは新婚旅行ではない」と言い張り、「あなたが生まれたあとふたりで旅行に行ってないから、これは私たちの43年越しの新婚旅行!」と10日間の北海道の旅に車で出かけ、無事週末に帰ってきました。


当時のアルバムを持って、「あのとき訪れた場所にもう一度行ってみよう!」と意気込んだふたり。当時泊まった宿は代替わりしていたり、旅館が大きなホテルになっていたりもしたけれど、旅の経緯を伝えると、40年以上前のアルバムを探して「これですか?」「こんな宿でしたか?」と一緒に懐かしんでくれたそうです。北海道の人、みんな優しい~。

オリンピック誘致を前に、北海道もあちこち新しくしたらしく、駅前の風景やアイヌの民俗資料館などの建物は昔の面影がなくなっていました。「あら懐かしい!!ニイマル・ニイマルで新しくしたからもうないわ・・・・」とどこに行っても言われたとか。



さすがに自然のものは変わらず、山も滝も島も湖もある!
とはいうものの、古くなった看板はリニューアルされていたり、当時は登れた昭和新山が国に管理されるようになって立ち入れなくなっていたり。44年の月日の流れを感じた両親でした。

どっちの熊牧場に行ったかわからなくなってしまって、とりあえず行った方で聞いてみたら「この写真はあっちです」と教えてもらったけど、北海道は広いのでもう引き返せなかった・・・というハプニングもありつつ、44年前をふたりで懐かしみ、夫婦で若返って(笑)帰ってきました。



10日間の旅の土産(我が家の割り当て分)がずらりと並んで物産展状態。

「北海道だろ?カニは!?」と長男。
ありますよ、少しだけ・・・・


ホタテは食べつくされていましたが、蟹の一部だけ滑り込みセーフでもらえました(笑)。地のモノの鯛と太刀魚が目の前にあるのに、北海道のカニに無口になる我が家、、、、。



それにしても、19歳で10日間の北海道旅行とは。。。。。
どうりでうちらの30代夫婦の世界旅行を暖かく送り出してくれたはずだわ。「旅する家族」の血が流れているのかもしれないね。



「学活で使うので紙袋などを持ってきてください」という小学校からの指令もこれでクリア!