保育園の帰りに
「食パンがいる」と言い出した。
えぇ~もう帰り道にスーパーもパン屋さんもないのにぃ。
「コンビニしかないよ?」
「うん」
「ちびゴリくんおるけん、かぁちゃん一緒に行けんよ」
「うん、ひとりで買う」
「お店の人にパン渡してお金払うんじょ」
「うん」
ほんまに!?ほんまに?
「ほな頑張ってみようか~」
「うん、3歳やけんできるんじょ」
ローソンに車を停めて、長男だけ下車。
200円を握りしめ、自動ドアの前を行ったりきたり。
車の中から
「はよいき~」と声をかけると
店内に入った
と思ったら
そっこー出てきた。
こっちを見て
「恥ずかしいんよ」と長男。
やっぱり無理か
無理やな。
「ほなやめるで」と言おうとしたとき
「きんちな~食パン買いにきたんよ~」
いきなり店から出てきたお客さんに話しかける長男!
これってTV「はじめてのおつかい」でよぉ見るやつでぇっ。
「きんちな~ひとりでパン買うんよ」
またっ。
お店に入るのに長男が邪魔しちゃった女性のお客さんに話しかける。
ほうなん~と答えてくれるものの大丈夫!?と心配そうなおねえさん。
「あ、すみません、ひとりで行くって言うんで・・・」とVOXYから半分身体を乗り出しお姉さんに声をかける私・・・。
入れるか!?
入れんか?
の状態で5分以上が経過。
あっ!自動ドアが開いたっ、入った!!
おるおる、まだ入り口におる・・・
出てくるか、出てくるか・・・
あ、頭が見えた、出てくるか
やっぱり
アカンかったか
あれ??
あれ??
袋に入ったパン持っとぉ!!!!!!
「食パン買ったんよ~」
す、すごい~~~~~~!!!
やたーーーーーーー!!!
長男に言わせると
「食パン、これしかなかったんよ」
「きんち、食パン買ったんよ」
「お店の人に渡したんよ」。
自分でパンを取ってレジに持って行ってお金渡しておつりとレシートもらってきたことは事実。