続・ワンダフル道中

明るい声のあいさつから始まる毎日を。

子守りはジェットコースター

私が仕事をする週末、夫が子守りをしています。昼間の一番体力がありあまっているときだったり、夜の寝かしつけるタイミングだったり、いろんな時間帯で仕事に出ます。


靴を履かせたり、お風呂上りに洋服を着せたり手を貸そうとすると「おかぁちゃんがいい~」と断る長男ゴリオに、ときどき傷ついている夫。


一生懸命あやしてもおかあちゃんを求めて泣き続ける次男サル助を、抱っこしながら困っている夫。
「いけるかな、泣っきょるだろうな、ふたり同時に昼寝してくれたらちょっとは休憩できるんやけど」。子ども以上に夫が心配で後ろ髪引かれながらいつも出かけてます。



仕事が入るのは1ヶ月前だったり1週間前だったりいろいろ。「この日いける?」ときくと土日祝が休みの夫はたいてい「いけるよ、行ってきぃ」と一言。朝から夕方まで半日以上家を空けることもあるし「ちょっとこの仕事、長いんやけど。いける?」念のため聞いてみたりするけど、やっぱり「いける、いける」と夫。


仕事から帰宅すると「やっぱりおかぁちゃんでないとアカンわ」と言いながら、待ちかねていたようにプハーとビールで一息。長男ひとりのときはまだ頼みやすかったけど、ふたりになったらやっぱり大変か。と思っていると「まぁ、ジェットコースターみたいなもんやな」。

ジェットコースター?

「乗る前は『あーなんで列に並んでしもたんだろう~ちょっとイヤぁやなぁ』って思うんよ。ほなけど乗ってしもたらもう降りれん」
なるほど。
どんなにわ~~~!と思ても降りれん。最後まで行くしかないってことやな。
「ほんであっという間に終わるんよ。終わってみたら『あーおもっしょかった、また乗ってもえぇかな』って思う」。ほほ~。


仕事時間は私にとっては最高のリフレッシュタイム。
それは夫にとっては最高のアトラクション、ジェットコースターのような時間、ということなんやな。