続・ワンダフル道中

明るい声のあいさつから始まる毎日を。

社内研修 ~アウトプットトレーニング①~

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テレビもラジオも連日コロナに関する情報がほとんどですね。

学校は休業、不要不急の外出は自粛、、、という状態。でも働く人のためにも子どもの預かり機関は必要です。高齢の独居の方は食事や入浴、清潔の保持も必要です。デイサービスが命綱という方も少なくありません。

 

「いつも以上の気配りと感染予防対応」をしながら「いつも通りの運営」を続けている福祉・介護事業所様がほとんど、というのが現状。お客様と打ち合わせや会議をするたびに、医療関係と同様に福祉介護施設も「続ける」ことでたくさんの利用者様を支えているんだなと実感しています。

 

 

 

適切なアウトプットで職場の仕組みをつくる

 

アカルコアでは、コミュニケーションスキルを高めることを目的にしていません。コミュニケーションはあくまで手段です。

研修を通して、疑問や相談を発信することができる仕組みや環境をつくるための「戦略的な育成プログラム」を提供しています。

 

 

長期目標を設定した社内研修

株式会社quattro様では、6月の新事業所オープンを控え、より情報共有しやすい組織にしていくことを目標にした本社研修を実施しています。朝の検温、講師もスタッフもマスク着用、時間を決めて換気、空気清浄機の設置など対策をしています。

 

 

  

 

f:id:pan-wine-pan:20200416104941j:image学校が休業なのでお子様連れのスタッフも、、、、。こんなときに子連れ出勤に柔軟に対応できる仕組みがあると働く人は本当に助かりますね。同時に、仕事へのモチベーションにもつながります。

 

 

 

キーワードは「アウトプット」

 

新人さんをはじめ現場スタッフは、上司やいろんなことを教えてもらいインプットする機会の多いものです。

 

が、インプット以上に重要なのがアウトプット。

 

インプットしてるときに

①人に教えるつもりで、聞いていますか?

②人に教えるつもりで、質問していますか?

③人に教えるつもりで、書いていますか?

この①を「自分が理解するためだけに聞く」にしてしまうと、その場では理解していても記憶の定着につながらず、あとで思い出そうとしたときにあいまいになってしまいます。

 

 

インプット:アウトプット=3:7

 

アウトプットをしない理由は機会がないから、ということがほとんどです。アカルコアのワークの中心はアウトプットです。今回は最初に「考えを整理し、発信する」を筋トレのように繰り返すアウトプットトレーニングを実施しました。

 

 

 

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研修では2人1組で行いますが、ボイスレコーダーを使ったり、話すを「書く」に置き換えれば一人でもできます(*´▽`*)

 

 

【方法】

①お互いに異なるニュースを読み、キーワードを3~8個メモする

②キーワードを見ながら、パートナーにニュースの内容を1分以内にアウトプットする

 ③パートナーを変えて繰り返す※ただし、2回目は時間を短くすることを意識し、最後に自分の感想を加える(これも重要なアウトプット!)。

 

 

どうでしたか?

1回目に比べると2回目のアウトプットはスムーズだったはず。一度アウトプットしたことで、自分のなかに単語や話がしっかり定着したからです。

話を聴く側は、1回目の人と2回目の人が同じキーワードを出していたことに気付いたのではないでしょうか。二人ともが「キーワード」にした言葉は、本当に重要なもの。一方、ふたりが異なる表現や順番で話したパーツもあったかもしれません。それが「視点の違い」です。

 

 

 

今回アウトプットトレーニングに活用したのはNHKニュースの

緊急事態宣言受け 、テイクアウトや宅配の店をマップで紹介

ハンガーの絡まり防止で小学生が特許取得

2本のニュースでした。

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文字数が400文字程度、身近で読みやすい内容から始めるのがお勧めです。

ニュースのアウトプットトレーニングはさらに

①自分なりのタイトルをつける

②同じテーマで自分なりに情報を拾い集め、付け加える

など、レベルアップさせていくこともできます。

 

 

例えば、「テイクアウト」や「宅配マップ」をキーワードに検索し

【事実①】へぇ~、そうなんだ~と思ってもらえるようなこと

【事実②】その他のエピソード、身近な話題

【感想】自分なりの考えや思い

の順番で追加してみましょう。

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【事実①】へぇ~、そうなんだ~と思ってもらえるようなこと

ほかにもテイクアウトで飲食店を盛り上げるプロジェクトがどんどん全国に広がっています。小平から稲城、府中と始まったテイクアウトマップがありました。その仕組みがオープンソース化されたことで、いまでは北海道から九州にたくさんのテイクアウトマップが作られています。

小平https://kodabento.glideapp.io/

稲城https://inagiobento.glideapp.io/

 府中https://fuchubentomap.glideapp.io/

 

 

【事実②】その他のエピソード、身近な話題

徳島県内でも、「お持ち帰りデリ・とくしま」というサイトがまもなくオープンします。写真撮影や記事執筆をしているフォトグラファーの方がスタートし、すでにフェイスブックをはじめとしたSNSでたくさん拡散されています。

 

www.quareal.net

 

【感想】自分なりの考えや思い

みなさんも家時間を家族で楽しむ方法のひとつとして「美味しいお持ち帰り」を活用してみてください。私もテイクアウトフードを食べながら、こんな新しい企画で頑張っている人がいるんだよ~と子どもたちに話しながら、「変化に対応する力」や「新しい取り組みを楽しむ力」の大切さを伝えてたいと思います。

 

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 情報取集(インプット)➡整理する➡伝える(アウトプット)、この流れを繰り返すスタッフが増えると仕事はもっと潤滑に、そして楽しくなります。

経験数を増やすことが大切なので、研修での意識的案トレーニングに加えて自分でもアウトプットの場をどんどん作っていきましょう!

 

 

 

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◆人材が定着しない

◆ハイパフォーマーがいない

◆職員の働き方が受け身である

その悩みはいまある「組織内の仕組み」を変えることで解決します。アカルコアでは「戦略的な育成プログラム」で 働く人と環境を育てるお手伝いをいたします。