続・ワンダフル道中

明るい声のあいさつから始まる毎日を。

きちんと伝わる記録の書き方研修 第一回

てんとう虫を発見!春ですね〜。庭の草むしりに追われる日々も目の前に迫ってきています( ̄▽ ̄;)








声・表情・伝え方で職場の人間関係は変わる

アカルコア

記録や報告書が「きちんと」書けることはもちろん、「正しく伝わる」ためには何が必要かを考える研修のご紹介です。




福祉・介護業界はとても書類が多い!!!!
だからこそ「スムーズに」「無駄に時間をかけず」文章を書くことができたら良いですよね。






株式会社quattro様で「居宅介護支援事業所」「放課後等デイサービス」の二事業所に向けた書き方研修を実施しました。




よくある悩みは
「何から書いてよいかわからない」
「書きたいことはいっぱいあるけどまとまらない」
「毎回同じようなことを書いている」
というもの。
パソコンのまえでじーーーーーーっと固まってしまう人、いませんか??







株式会社quattro様では、徳島県全体の福祉・介護業界の質の向上を目指し「より多くの方と知識を共有したり交流する場を設けたい」と社内研修を外部公開型で実施しています。今回は外部から7名のお申し込みがありました。

「記録の書き方」にはみなさん悩まれているようです。
介護士さん、放課後等デイサービスの管理者さんとスタッフさん、居宅の管理者さん、看護師さんなどそれぞれ「書類の悩み」がありました。










みなさんのお話を聞くと、以下のような問題点が見えてきました。


・事業所や職種ごとに書類作成のためのルールが異なる
・人によって情報の集約場所(記入している書類)が異なる
・書いてあることについて、質問して聞かなければ分からないことが多い



多職種連携を目指しているにも関わらず、利用者様の情報共有が困難であるという現実があるのです。






口頭ではなく文書で残す理由は


「情報がより確実に読み手に伝わり、読んだ人全員が正しく共有できるから」。





それなのに、唐突に書面に現れる「別紙参照」の文字



「別紙」がどの用紙であるか、新人の方に分かるでしょうか


「別紙」のどの部分と連動しているか、他職種の人に伝わるでしょうか



別紙参照はNG!!
これは、ほんの一例です。






チームケアに活かすには「伝わる文章」でなければいけません。

その前に「何の情報が」「どこに」集約されているか、一目瞭然でなければいけません。




みなさんの事業所では、
大量の題目の書類のなかで、どの情報をどこに書くかを全員が再認識し意識一致されていますか?



年に1度でも良いので「書類をどうケアに活かすか」について考える時間を持つだけでもずいぶん書き方に変化が現れるのではないでしょうか。




次回は事業所ごとに「書類作成上で起きている現場の課題・解決のための目標や方向性」を発表してもらいます。
そして書類作成に必要な素材(利用者様情報)を収集するための取材力(聞き取り力・観察力)について掘り下げていきます。f:id:pan-wine-pan:20190320103649j:plain



福祉・介護の人材育成サポート アカルコア
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